今日、丸の内線の中で読んでいたら、思わずプッと吹き出してしまった。アヤしい女。

***

対談集というと、「電気グルーヴのメロン牧場―花嫁は死神」とコレが私の中の金字塔。

クレアで連載している時から読んでいて、単行本になったときすぐに買った(そのとき既にナンシー関は他界していたな…)。
忘れもしない、池袋のリブロ。店頭になかったから店員に「あのぅ…『リリー&ナンシーの小さなスナック』ってありますか…」と訊ねたら「ハァ?なんのスナックですって?」と聞き返された。それほどまでに早く読みたかったのだ。

中身はほんとうにしょーもなくて下らないけど、破綻していない。ただの雑談で終結していない。でもやっぱりバカで笑えるんだよな。

日常で感じるちょっとしたこと、でも言葉にうまくできなくてモヤっとしたままのこと、「まァ言うほどのことでもないか…」と心にしまってしまうこと。そういうことをふたりで語り合っていて、「そうだよなァ」とか思いながら読んでます。ほんと、マジで面白いっす。

ことナンシーに関しては、生きていて欲しかったと思わずにいられない。テレビで不条理な様を目にするたび、「あぁ、ナンシーだったらこれを見てなんて思うだろう」と考えてしまいます。もっともっと、ナンシーの文を読みたかった。悔しいです。

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