あの日のこと。

2005年8月31日 恋愛
あの日は私も恋人の休みだったのだけれど、私が友人と約束があったので、会う予定はなかった。

お昼前に恋人から「予定の時間まで、少し会わない?」と電話がきて、いいよ、と恋人の地元まで行った。なんとこの年になって情けないのだが、恋人の両親の留守のあいだに恋人の実家にはいりこんだりした。うわー高校生じゃねんだから。

そんなこんなで私が帰らなければいけない時間になったのだけど、恋人が「話したいことがある。待ち合わせの時間延ばしてもらえないかな」と言ってきた。

私は遅刻したりするのが嫌いだから、「無理だよー。約束しちゃってるもん」と言った。
しかし恋人は「今日じゃなきゃダメだんだ」といつになく深刻な顔なので、本当に申し訳ないけど、と友人に連絡し、待ち合わせ時間に遅刻することを伝えた。

喫茶店で、なにを話すんだ、と思っていたら、恋人が。

「俺と結婚する気ある?」

と。

以前もそんな話をしたけど、その時は話題の一環として軽く流していた。

私は「そりゃー…あるよ」と言った。

恋人は、

「ずっと考えてたことなんだけど、俺は今、何の目的もなく仕事して、だらだら暮らしているけど、イズミと人生を共にすることを目標にして、これから頑張っていきたいって思っているんだ」

というようなことを言っていた。

もちろん私は目からウロコ。
あんたそんなこと考えてたの?!と、叫びたくなるくらい(実際叫んでたかもしれんが)。

それから「俺が家を出たら、一緒に住もう」という話をされ。

またまたビックリ。

で、今のお互いの貯金額とか収入とか、支出の内訳とかを開けっぴろげに話し、今すぐには無理だから、ふたりでお金を貯めようということでとりあえずその話は終結させ、私は友人のところに向かった。

電車の中で、ずっとぼんやりしていた。

私と人生を共にしたいって、考えてくれてたのかぁ。

なんだかくすぐったいような、ちょっと不安なような、変な気持ちだった。

***

で、まあこの話をしてから数日経ってるんだけど、いろいろ悩みどころがありまして、一筋縄ではいかなそうです。

私は確かに恋人と未来も一緒に居られるのは嬉しいし、それ以上の幸せはないんだけど、時期的なことが一番かな。まだ今の仕事を始めたばかりで、恋人とはいえ誰かと生活を共にするなんてできるのか、ということ。

恋人は今すぐにでもいい、という感じだったけど、私は「とりあえずお金貯めて、具体的な話はそこから考えよう」と言った。まあ実際お金もないんだけどね。


もちろん嬉しかったし、すごく感動したけど、なにしろまだふたりとも若い。絶対どこかで自分本位になって、お互いがお互いを傷つける事があると思う。

難しい問題になりそうです。

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