私と地元。

2005年10月8日 日常
どうやらホームシックがピークを迎えつつあるようです。
今「となりのトトロ」とか観たら明日の朝には新幹線に飛び乗ってしまうでしょう(郷愁にかられる、という意味です)。

稲穂がゆれる田んぼと、荒れ狂う日本海が見たいです。

***

私は昔から地元が嫌いだった。

田舎で、村社会で、どこにいっても面が割れてる、なにかするとすぐ噂になる、そういうのがたまらなく気持ち悪くて、物心がついたときから「高校を出たら東京に行くんだ」と考えていた。

晴れて大学に合格して上京して、好き放題遊んで暮らして、今は必死になって仕事して。
東京の良くも悪くも無責任な感じが、私には合っていると思う。
今さら、地元に帰って人生を送るなんてことは考えられない。

でもそれは、故郷の絶対的な存在があってのことだ。
「帰る場所がある」ということが、私を奮い立たせている。


それに気付いたのは、やっぱり社会に出てからだな。
親の有難さ、旧くからの友人の大切さ、幼い頃に見てきた景色の美しさは、帰るたびに思い知らされる。

次に帰れるのは、すっかり寒くなって、雪が降り積もる頃だろう。

なんとか頑張らなきゃ。

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