そんな日が来るなんて思ってもみなかったけれど
2006年5月17日 恋愛生きた心地がしなかった。
死んでいたのかもしれない。記憶はあいまいだった。
責め立てたのは私で、最終的な判断を下したのは彼。それを覆そうと、醜いほどにすがりついた。もう同じ失敗はしたくない。失うにはあまりにも早すぎる。きっと呼吸だってままらない。
私は日々を普通に過ごしていたけれど、その歩んでいるひとつひとつのものに魂が宿ることはなく、ただ時間が流れるままに、流されるままに、まさに「暮らしていた」だけ。
考えれば考えるほどわからなくなった。
気の迷いだろう、というのと、
もしかしたら本当にこのまま、というのと、
波が寄せてかえすように。繰り返し繰り返し、前と後ろは逆転する。
つん、とまぶたの裏に閃光がさすように、動きが止まる瞬間。
どうしても離れられなかった。
彼は涙だけで言葉をだすことができなくなった私に、安心をくれたはずだった。
でも心には深い影。
もうもどれないんだなと思う。まだこれから、怖がらないで、という私のなかで、確実にひろがる穴。
また、あの時のように怯えて。終わるのを息を殺して、騙して待って。
やり直せたらいいなと思う。思うよ。でもきっとできない。忘れることなんかできない。あのときのあの言葉はもう消えない。どの瞬間も不安。ひりひりするような空気。彼との間にうまれるはずがなかった。
後悔。しても遅くて、されても困る。
愛情を置いてきたのなら、それでも良いと本気で思ったの。
死んでいたのかもしれない。記憶はあいまいだった。
責め立てたのは私で、最終的な判断を下したのは彼。それを覆そうと、醜いほどにすがりついた。もう同じ失敗はしたくない。失うにはあまりにも早すぎる。きっと呼吸だってままらない。
私は日々を普通に過ごしていたけれど、その歩んでいるひとつひとつのものに魂が宿ることはなく、ただ時間が流れるままに、流されるままに、まさに「暮らしていた」だけ。
考えれば考えるほどわからなくなった。
気の迷いだろう、というのと、
もしかしたら本当にこのまま、というのと、
波が寄せてかえすように。繰り返し繰り返し、前と後ろは逆転する。
つん、とまぶたの裏に閃光がさすように、動きが止まる瞬間。
どうしても離れられなかった。
彼は涙だけで言葉をだすことができなくなった私に、安心をくれたはずだった。
でも心には深い影。
もうもどれないんだなと思う。まだこれから、怖がらないで、という私のなかで、確実にひろがる穴。
また、あの時のように怯えて。終わるのを息を殺して、騙して待って。
やり直せたらいいなと思う。思うよ。でもきっとできない。忘れることなんかできない。あのときのあの言葉はもう消えない。どの瞬間も不安。ひりひりするような空気。彼との間にうまれるはずがなかった。
後悔。しても遅くて、されても困る。
愛情を置いてきたのなら、それでも良いと本気で思ったの。
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